ひとつの物体になりたい
2003年1月13日あの人と
溶け合いたい
セックスでひとつになるのでは
足りない
細胞ごと溶け合って
ひとつの物体になりたい
好き
という気持ちが強すぎて
憎い
という気持ちが湧きおこる
あの人と
ひとつになりたい
細胞ごと
溶け合いたい
溶け合いたい
セックスでひとつになるのでは
足りない
細胞ごと溶け合って
ひとつの物体になりたい
好き
という気持ちが強すぎて
憎い
という気持ちが湧きおこる
あの人と
ひとつになりたい
細胞ごと
溶け合いたい
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崩壊
2002年12月3日微笑みをたたえて
愛し合うフリをする
それであなたは満足ですか
それで心は癒されますか
あきらめきれずに
しがみついて
演じ続けること
それがあなたのやりかたですか
愛し合うフリをする
それであなたは満足ですか
それで心は癒されますか
あきらめきれずに
しがみついて
演じ続けること
それがあなたのやりかたですか
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まぼろし
2002年12月2日猫のようにじゃれ合って
陽だまりを散歩した
ぬくもりに包まれながら
心安らかに眠った
確かめて
安心して
笑いさざめいていた
あの頃
あれは夢だったと
夢から覚めて悟る
永遠を誓い合った
滑稽なふたり
瀕死の愛情
凍った心
二度と春は来ない
陽だまりを散歩した
ぬくもりに包まれながら
心安らかに眠った
確かめて
安心して
笑いさざめいていた
あの頃
あれは夢だったと
夢から覚めて悟る
永遠を誓い合った
滑稽なふたり
瀕死の愛情
凍った心
二度と春は来ない
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闇
2002年12月1日人が人を救うなんてありえない
私を救おう、だなんて馬鹿げてる
中途半端に手を差し伸べるのは止して
私を救おうだなんて・・・
ましてや
私に救われたいなど
期待するのは滑稽
私を救おう、だなんて馬鹿げてる
中途半端に手を差し伸べるのは止して
私を救おうだなんて・・・
ましてや
私に救われたいなど
期待するのは滑稽
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後悔
2002年6月4日嫌悪しながら惹かれてた
認めるのが悔しくて気持ちを葬った
それが正しいことだと信じたくて
自分に言い訳していた
それでいて
あのひとの
屈託のない笑顔に救われていた
言葉を交わせば安心だった
私を求めて欲しかった
振り切ることしかできずにいたのに
望まれたかった
歪んだ恋だった
古びた引き出しの
奥のほうから引っ張り出した
「運命」という言葉を眺めてみた
息を吹きかけて埃を払ったら
切なさに泣けた
好きだった
あのひとが好きだった
どうしようもなく好きで
逃げてばかりいた
認めるのが悔しくて気持ちを葬った
それが正しいことだと信じたくて
自分に言い訳していた
それでいて
あのひとの
屈託のない笑顔に救われていた
言葉を交わせば安心だった
私を求めて欲しかった
振り切ることしかできずにいたのに
望まれたかった
歪んだ恋だった
古びた引き出しの
奥のほうから引っ張り出した
「運命」という言葉を眺めてみた
息を吹きかけて埃を払ったら
切なさに泣けた
好きだった
あのひとが好きだった
どうしようもなく好きで
逃げてばかりいた
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後悔
2002年6月3日何を探していたの ねえ あなた
ふらりと 私に寄り道をして
何を語ろうとしたの ねえ
わかっていた
私にはわかっていたのよ あなた
私になら あなたを受け止められるって
そうよ あなたが垣間見せた脆さだって
引き受けることは できたのに
強がりを言う あなたが
ほんとは泣きたいことも 知っていたのに
抱きしめれば よかった
思いつく言葉のすべてを
差し出せばよかった
手を尽くして
全力で
あなたを守るべきだった
余計なものに がんじがらめになって
あろうことか 私は見て見ぬフリをした
こんなことになるなんて 知らなかったの
どこにいるの ねえ
一人で抱えて つらかったのね
ここにいらっしゃい
永遠に抱きしめるわ
二度と離さない
ふらりと 私に寄り道をして
何を語ろうとしたの ねえ
わかっていた
私にはわかっていたのよ あなた
私になら あなたを受け止められるって
そうよ あなたが垣間見せた脆さだって
引き受けることは できたのに
強がりを言う あなたが
ほんとは泣きたいことも 知っていたのに
抱きしめれば よかった
思いつく言葉のすべてを
差し出せばよかった
手を尽くして
全力で
あなたを守るべきだった
余計なものに がんじがらめになって
あろうことか 私は見て見ぬフリをした
こんなことになるなんて 知らなかったの
どこにいるの ねえ
一人で抱えて つらかったのね
ここにいらっしゃい
永遠に抱きしめるわ
二度と離さない
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今日の日記
2002年5月23日指先に温もり
夜明けの助手席
手を繋いでいたなんて
気付かなかった
指先に触れるだけで
帳消しになるなんて
ありえないのよ
誤魔化して
嘘を重ねるの?
許しを乞う言葉を
一方的に押し付けて
急ぎ足で日常に
舞い戻って行くのね
私は立ち尽くす
ただ呆然として
夜明けの助手席
手を繋いでいたなんて
気付かなかった
指先に触れるだけで
帳消しになるなんて
ありえないのよ
誤魔化して
嘘を重ねるの?
許しを乞う言葉を
一方的に押し付けて
急ぎ足で日常に
舞い戻って行くのね
私は立ち尽くす
ただ呆然として
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迷路
2002年5月22日自分じゃないみたい
どう振舞っていいのか、わからない
普通に過ごそうと思えば、そうできるし
泣こうと思えばずっと泣き続けることもできる
君のこと理解してるといえばそうだし
根本的に解ってないと言われたら
それもそうかもしれないと思う
自棄になって無茶するのもいいかなと、思う
でも何も変わらないことも知っている
泣こうが、笑おうが、無茶しようが、寝ていようが、
何も変わらないし、私に関わりのないところで
何もかもが順調に滞りなく進められていて
私が思い入れを持って愛しても、
正しいと信じて歩いても、
そんなこととは無関係に
状況だけが飛ぶように流れていく
私の周りだけ時間が止まっている
いつまでもどこまでも限りなく果てしなく私はひとり
何かを掴んでいると信じていたけど
この手には何もなかった
欲しいものは確かにあった
果てしなく遠い場所にだとしても
まるで記憶を失ってしまったかのように
何も見えなくなった
どう振舞っていいのか、わからない
普通に過ごそうと思えば、そうできるし
泣こうと思えばずっと泣き続けることもできる
君のこと理解してるといえばそうだし
根本的に解ってないと言われたら
それもそうかもしれないと思う
自棄になって無茶するのもいいかなと、思う
でも何も変わらないことも知っている
泣こうが、笑おうが、無茶しようが、寝ていようが、
何も変わらないし、私に関わりのないところで
何もかもが順調に滞りなく進められていて
私が思い入れを持って愛しても、
正しいと信じて歩いても、
そんなこととは無関係に
状況だけが飛ぶように流れていく
私の周りだけ時間が止まっている
いつまでもどこまでも限りなく果てしなく私はひとり
何かを掴んでいると信じていたけど
この手には何もなかった
欲しいものは確かにあった
果てしなく遠い場所にだとしても
まるで記憶を失ってしまったかのように
何も見えなくなった
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またこの場所に舞い戻ってきてしまった
2002年5月10日私を引きずり出しただけなの?
興味本位だったの?
気まぐれに可愛がられたあとで
放り出されては横たわり
檻の中の冷たい床の上で
私は一体、何を待っているのだろう
私が私でなくても誰も困らない
興味本位だったの?
気まぐれに可愛がられたあとで
放り出されては横たわり
檻の中の冷たい床の上で
私は一体、何を待っているのだろう
私が私でなくても誰も困らない
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泣いたところで 伝わらない
2002年3月27日体の奥深くに走る
僅かな戦慄を
力でねじ伏せて
虚勢を張る
そんな私を
あなたは知らない
目をそらしきれずに
自分の心を手に取れば
歪んだ隙間から
搾り出すように
涙がこぼれ落ちる
自分の弱さと
対峙する気まずさを
薄い笑みで隠して
前を見る
涙のあとが消える頃
いつもと同じ朝が
やって来る
素直に泣くのは
難しい
泣いたところで
伝わらない
僅かな戦慄を
力でねじ伏せて
虚勢を張る
そんな私を
あなたは知らない
目をそらしきれずに
自分の心を手に取れば
歪んだ隙間から
搾り出すように
涙がこぼれ落ちる
自分の弱さと
対峙する気まずさを
薄い笑みで隠して
前を見る
涙のあとが消える頃
いつもと同じ朝が
やって来る
素直に泣くのは
難しい
泣いたところで
伝わらない
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孤独
2002年3月22日ゆるやかな波に体をあずけて
やわらかな幸福感な包まれる
その微笑みは錯覚に支えられているというのに
気付きもせずに
深いどこかで真実が息づいている
一瞬で崩れる脆さを抱えたままで
夢のような現実を彷徨う彼女は
何もかもから解き放たれている
そして誰とも繋がることはない
やわらかな幸福感な包まれる
その微笑みは錯覚に支えられているというのに
気付きもせずに
深いどこかで真実が息づいている
一瞬で崩れる脆さを抱えたままで
夢のような現実を彷徨う彼女は
何もかもから解き放たれている
そして誰とも繋がることはない
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空虚
2002年3月14日話しの核心に差し掛かる頃には
いつも時間切れ
物足りない思いを抱いたまま
静かにおやすみを言う
少しずつ色褪せてゆく切実な想い
あなたにとってプラスでも
私にとってどうなんだろう
まん中が抜け落ちたままだというのに
ねえどうして気付かないのあなた
「私」の存在価値は
「私」が感じなくては意味がない
あなたの差し出す言葉は
何も紡ぎ出せずに散乱している
いつも時間切れ
物足りない思いを抱いたまま
静かにおやすみを言う
少しずつ色褪せてゆく切実な想い
あなたにとってプラスでも
私にとってどうなんだろう
まん中が抜け落ちたままだというのに
ねえどうして気付かないのあなた
「私」の存在価値は
「私」が感じなくては意味がない
あなたの差し出す言葉は
何も紡ぎ出せずに散乱している
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正しさなんて
2002年2月22日君の言うことは正しい
たしかに
けれども私は
君の言いなりになんて
ならない
正しさが何かを
裁けるとでも?
私がここに居るのは
正しいからじゃないのよ
わかるでしょ
私が差し出したものを
きちんと見てちょうだい
瞳を凝らして
見てちょうだい
ものさしで測るためではなく
重さを試すためでもなく
君の心で見てちょうだい
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ぬくもり
2002年1月29日その頬の肌触りがただ気持ちよくて
腕の中で永遠に揺られていたいと思う
たくさんの悲しみに翻弄されて漂う私を
いつもそっと見守りつづけてくれるひと
その手のぬくもりに守られて私は生きる
あきらめや失望だらけの闇をさまよう私
あなたはただ一条の光
つまづきや後悔も
君の足跡の一歩一歩なんだと
緩やかに受け止められて
言葉にならない思い
心が堰を切る
ああ愛しい人
腕の中で永遠に揺られていたいと思う
たくさんの悲しみに翻弄されて漂う私を
いつもそっと見守りつづけてくれるひと
その手のぬくもりに守られて私は生きる
あきらめや失望だらけの闇をさまよう私
あなたはただ一条の光
つまづきや後悔も
君の足跡の一歩一歩なんだと
緩やかに受け止められて
言葉にならない思い
心が堰を切る
ああ愛しい人
愛がどうした
2002年1月17日愛なんて何の役にも立たない
私じゃあなたを救えない
どんな言葉も
どんな態度も
あまりにも虚しすぎて
あなたに差し出せないでいる
愛なんて何の役にも立たない
そう言ったあたしを
あなたは力なく抱き寄せる
寂しいことを言うなと微笑むあなた
あたしがあなたを愛しく想う
ああ
それがいったいどうだというの
何も救うことなど出来はしない
私じゃあなたを救えない
どんな言葉も
どんな態度も
あまりにも虚しすぎて
あなたに差し出せないでいる
愛なんて何の役にも立たない
そう言ったあたしを
あなたは力なく抱き寄せる
寂しいことを言うなと微笑むあなた
あたしがあなたを愛しく想う
ああ
それがいったいどうだというの
何も救うことなど出来はしない
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今日の日記
2001年12月18日どんな小さなことでも理由になるのよ
こじつけられるわ
そんなの無意味
自分の滑稽さを涙声で笑う
深刻に考えるには遅すぎるのよ
否定されても強がって
批難されても嘯いて
泣くヤツはバカだと蔑んで
辿り着いたら
どこにも行けやしない
差し伸べられた手を振り払い
同情はよしてと虚勢を張っても
孤独は何も救えない
何かのせいじゃない
あなたのせいじゃない
運命なんかじゃない
正当化も言い訳も必要ない
こじつけられるわ
そんなの無意味
自分の滑稽さを涙声で笑う
深刻に考えるには遅すぎるのよ
否定されても強がって
批難されても嘯いて
泣くヤツはバカだと蔑んで
辿り着いたら
どこにも行けやしない
差し伸べられた手を振り払い
同情はよしてと虚勢を張っても
孤独は何も救えない
何かのせいじゃない
あなたのせいじゃない
運命なんかじゃない
正当化も言い訳も必要ない
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